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2008年04月03日

分身 著者/東野圭吾

【あらすじ・ネタバレ・感想・内容】

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他の東野圭吾作品レビュー

北海道に住む氏家鞠子と東京暮らしの小林双葉。

二人は自分の容姿が親にちっとも似ていないという同じ悩みを持っていた。

さらに共通するのは、彼女らの親たちが不可解な死を遂げたことである。鞠子の親は無理心中を図ったとされて焼死しているし、双葉の方はひき逃げ事故にあって亡くなっている。

そしてこの二人を結びつける何らかの因縁において切り離せない理由として挙げられるのが、全く同一といえる顔と体を持ち合わせていることだ。

鞠子の方は、一連の事件の真相を知るため思い切って上京すると、サークル仲間に紹介してもらった帝都大の女性に会う。

一方、バンド仲間とテレビ出演を終えたばかりの双葉は、葬儀を終えたところだった。



分身

白夜行 (集英社文庫)
秘密 (文春文庫)
仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)
手紙 (文春文庫)


医療の進歩と躍進に伴い、再生医療が遺伝子レベルにまで介入することの倫理的な問題も騒がれるようになっている昨今。

本編はSFの枠を飛び越えて医療技術の向上がもたらす社会問題に触れながらも、エンターテイメントとしての娯楽性を欠くことなく絶妙なバランスを保っている。

本編と直接関係ないけど、よく似た双子の間にある特殊な感覚は、単に酷似する性格や癖が導き出す偶発的必然性なのか、それともまだ解明されない遺伝子レベルで呼応する特殊な感覚なのかといったことには興味がある。

そんな未知の可能性にアイデアを発するとき、SFにとどまらず、文学的な要素を帯びたすばらしい小説が生まれそうな気がする。


posted by 電の牛 at 06:07| ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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東野圭吾『分身』
Excerpt: 分身集英社このアイテムの詳細を見る 今回は、東野圭吾『分身』を紹介します。本書は、最初から最後まで結構楽しめる作品です。いつ氏家鞠子と小林双葉に出会うかということをポイントに読んでいけば楽しめるので..
Weblog: itchy1976の日記
Tracked: 2011-03-01 19:49